ラズパイ 水位センサー (案)
ラズパイ 水位センサー (案)
このブログに辿り着かれる方の中に「ラズパイ 水位センサー」で検索されている方が多いようなので、水位センサー案を記します。
自動水耕栽培システムを考えていた時に水位センサーが必要になったのですが、たしかに意外と難しいようで自分も悩みました。
結局、プログラム自体は完成させましたが、ハード側を作っていないので机上の空論に終わっていますが、誰かの役に立つかも知れないので書いておきます。
さて、水位センサーを検索すればこういう製品が出ます。
こんな数センチの水位測ってどないすんねんって話なので却下です。
次、距離測定センサーを使う案。これは使えると思います。
水槽なりタンクの中に塩ビのパイプを縦に仕込む
↓
その中に何かフロートを入れておく(水面を直接測るより良い気がします、関係ないかな?)
これで行けるのでは?
これなら無段階で水位が測れるので、最も目的にふさわしい案だと思います。
もしかしたら塩ビパイプがセンサーの邪魔しちゃうかも?
次、安価案。
フロートスイッチを使います。こういうの ↓
これはただのスイッチなので、オンオフをラズパイ側で調べられます。
ちなみに浮き部分が外せるので、浮きが上がった時が通電か下がった時が通電かを選べます。ラズパイ工作的には別にどっちでも、という感じですが。
これを上・中・下などの任意の位置でタンク内に設置。
余計な接触を防ぐためにまた塩ビか何かの中が望ましい。
さらに何か錆びないレール状の素材でも使って固定。
これで水位の段階がある程度取れるはず → 例えば、上オフ 中オン 下オン で3分の2くらいの水位であるとわかります。
無段階で水位が取れないのがネックですが、無段階で水位取る必要あります?
フロートスイッチを増やしても別に良いので、まぁ目的によりけりと言うことで。
フロートスイッチは数100円で手に入るので、自分ならフロートスイッチ案にするかなぁ。フロートスイッチの導線は水にふれちゃマズイので細い燃料チューブでも買ってきてしっかり本体と接着して導線はチューブの中に通して水面上まで出します。
スイッチが水に沈みっぱなしで大丈夫なのかはテストしないとわかりません。
私の使い道としては、水位が下がって下のフロートスイッチが通電したら(あるいは絶縁したらでも)ポンプを通電して、タンクに水を足す、その間フロートスイッチの入力を定期的にチェックする → 一番上のフロートスイッチが反応したら満水になったということでポンプの通電を解除する(万が一のこと考えて、ある程度時間が経っても解除する)。
こんなんで目的が達成できます。
以上。
追伸
番外編として変わりダネのアイディアを載せておきます。
1.光センサーを使う
光センサーであるCDSセルをフロートスイッチ代わりに使う。
何かフロートと上述のレール的なものを組み合わせる、水位が変わればフロートがレールに沿って上下するわけですが、針金や軽い素材の棒をフロートに接続して水面上にも水位を連動させる。
で任意の位置にCDSセルを取り付けておいて、特定の高さでCDSセルを目隠しするような工夫をすればたぶんフロートスイッチの代わりになる、ポンプを使うような場面なら稼動中はLEDでセンサーを照らし続ければ目隠しされた時が検出できるでしょう。
ま、工作が面倒なのでアイディアとして貧弱。
あともう1つくらい思いついたはずだけど思い出せない。思い出せたら書き足します。