続! 畝立て器 耕運機にアタッチメント自作 培土器
続! 畝立て器 耕運機にアタッチメント自作 培土器
以前書いたエントリーの続きを書くことになりました。(なってしまった)
培土器とか畝立て器と呼ばれる農業用の器具です。
以前作ったもの ↓
畑の土を盛り上げて成型するアタッチメントなんですが、所有のトラクターが古くてアタッチメントを探すのが面倒で自作した、というのが2021年3月春の話。
それなりに活躍してくれましたが、2年で壊れました。
メインパーツは無事で、弱い接続部分が剥がれた、という感じなので予想通りと言えばそうですが。
畝が立たないと畑が開始できないので、新たに何か考えましょう。
工作としては、アーム部分と土をかき分けるパーツを繋ぐ「接続パーツ」作り、ということになります、アダプターですね。
とりあえず壊れた場所を除去して、バラした。
↑ トラクター後部に差し込んで固定するアーム。全然無事です。
アタッチメントを取り付けるための穴を増設します。
右の2つは元々開けてた穴で左のが新しく開けた穴。
(おいおい、位置がズレてるやないかい)
亜鉛パイプはなんとなく懲りたので、珍しく鉄材を買った。
角パイプ2本、径は少し違うのを買いました。
大きい径のパイプの中に、小さい径のパイプがほどよく収納出来るので、今回のような位置調整が必要な工作向きです。(細いパイプは結局使わなかったんですけど)
鉄自体は値上がりしているんでしょうが、パイプ工作の時に使ったクランプ類がないだけ安くつきます。
「驚くくらい安い!」と思ったのが本音。
こんな感じに切って穴あけまして ↓
こういう工作をするつもり ↓
で、溶接します。
環境・設備がダメダメな我が家ではおっくうな作業の一つです。
半自動溶接機を買ってあるので、出来んこともない、という感じ。
↑ こういう風に土をかき分けるパーツと組み合わせます。
締め付けに使うボルトは写真撮る時に見えやすいから、という理由で手持ちから適当に選んでます。
アームと組み合わせる、と
とりあえずイメージだけ。
あとはもうちょっとなんやら整えて、いざ畑へ。
土をかき分けるパーツも改善したいので、このあとも作業しました。
希望としては、土をかき分けるパーツも細い方の角パイプで作り直したい。そうすれば、上に書いた通り、今回作った接続パーツに差し込む形でジャストフィットする。
まぁ、その土をかき分けるパーツは壊れたわけじゃないんで、とりあえずこれで試運転して問題なければ今期はこれで、となるんだろうなぁ。
備忘録としては
・仮払い機の刃って切れなくなったら廃材になり、毎年それなりの枚数が出ます。こういう使い方が出来るのが救いですね。鉄板切るの大変だし。
・ナットを溶接するという小ネタをたまにやるのですが、ボルトも使うという前提でナットを溶接するときは、穴を塞いで溶接しないとネジがダメになる可能性があるのを忘れていました。失敗してナットを切るハメになった。
以上です。