ケイズファームの日記

京都市の里山暮らし

ケイズファームの新事業 古民家レンタル準備中。

密かに去年から進めている古民家再生プロジェクトのご紹介。

 

実は色々あり、古民家を購入していたのです。こういう見た目です ↓

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一応、伝統的な京町屋の造りとして認定されました。修復に当って助成金がもらえます。ゆくゆくは旅館業の資格を取って(取れればですが)ゲストハウスとして公開したいと考えています。

 

その前に、現代人が住めるように修復です。

まずお風呂とトイレが外。

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この小屋の中に五右衛門風呂とカワヤがありますが、さすがに不便。家の中に新しくお風呂とトイレを作りました。

 

洗面台

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ユニットバス

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トイレ

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どれも設置したてです。こんな新しい水回り、めったにないですよ 笑

 

とはいえ、内装はまだまだ手付かずで住めるようには遠いです。先日布団を持ち込んで寝てみましたが、ホコリっぽくて目がかゆくなりました。

 

中の様子。いわゆる田の字形の平屋で8畳部屋が2つ、6畳部屋が2つあります。

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立派な梁を見せるため、剥がしている天井。

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塞がれていますが、囲炉裏もあります。開けるのは最後だな。

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部屋はフスマで仕切られているだけなので、鍵がつけられないですね。一棟貸し専門です。

 

宿泊業を始めるまでにまだ時間がかかると思うので、当面はレンタルスペースとして公開する予定です。写真撮影などにいかがでしょう、近隣は山あり川あり滝もあり、自然豊かなロケーションでございます。

 

そういえばこの畑は以前ブログでアップした記憶があります、実は古民家に付属している畑なんですよ。

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以上、ケイズファームの古民家の紹介でした。

知人からは、もっと工事の過程を細かくアップせんかい、と怒られています。

樹木など。

そういえばあまり樹木について触れることがないので、ご紹介。

 

ケイズファームで栽培している樹木は以下。

ブラックベリー

ラズベリー

ローリエ

・オリーブ

・イチジク

・ビワ

・クルミ

・アメリカンチェリー

・レモン

キンカン ゆず

 ・サンショウ

 

他にもあった気がしますが、今後も栽培を続けそうなのはこれくらい。

上からご紹介。 

 

ブラックベリーはびっくりするほどよく育っています。柵を作ってぐるりと絡ませながら育てていますが、今年で柵がたらなくなりそう。今年から販売を開始する予定で、今後さらに増殖を狙っています。

 

ラズベリーは植えた位置が悪く、育っては鹿に食べられ、育っては食べられを繰り返し、あまり大きく育っていませんが、地下で増える植物なので、上が齧られても生きています。本数は増えているので今年は期待できそうです。

 

ローリエは、前の家にいた時に4本買ったものを、引越しに伴い掘り下げて移植。育ち方が不ぞろいですね、ピカピカに育っているのもあり、枯れが目立つものもあり。使い勝手が良いので、一本あると助かりますよね。

 

オリーブ。去年3本買いました、育ち方がとても不ぞろい。実を採って塩漬けを作りたいのですが、今年でまだ2年目なので結実するか不明。苗木を買い増しするか思案中。

 

イチジク。なんとなく魅力を感じて去年買いました。即、鹿にかじられ短くなってしまいました。最近の暖かさからみて、そろそろ復活の時期なんだけど、いかが!? 先日一本買い増ししました。

 

ビワ。ほぼ同上。即、鹿にかじられ以下略。

 

クルミ。オニグルミを買いました、結実を促すためカシグルミも買うつもりです。収穫まではかなり時間がかかりそうです。

 

アメリカンチェリー。2本買いましたが、鹿に略。基本的に栽培が難しいようで、あまり期待できないかも知れません。

 

レモン。2本買いました。ここははっきり言って寒冷地なので心配。ライムも買いたいけど寒冷地。

 

キンカンとゆず。買ったもののあまり上手く育っていない気が...やはり寒さが良くないのですかね。

 

サンショウ。日本が誇るナイスハーブです。色んな所で売られていますが、土地との相性を選ぶようで、根付くかどうかは植えてみないとわからない、気難しい樹木野朗です。でも京北はサンショウの名産地と言っていいほどよく生えているんですよね。これも一家に1本は欲しい木です、できればオスメス一本ずつ。

 

以上です。果樹を買うときはできれば2本買うのが良いです、大抵の果樹は一本では実がなりにくいので。個体差でうまく育たないことも考慮し、予備で3本ですかね。

 

 

↓春の到来前にローリエとオリーブを剪定しました。剪定後は挿し木にして増殖を狙っています。

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アスパラ移植、そして発芽。

どうも、ケイズファームです。

 

先日、栽培3年目になるアスパラ達を掘り下げ、第二畑へ移植しました。

第二畑は以下のように準備し、すでにアスパラ共を植え付けてあります。

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2年に渡るアスパラ栽培の経験を活かし、やや広めのウネにしました。

掘り下げたところ、とても広く大きく育つことがわかったので。

 

わかりにくいですが、アスパラの株です。↓ 冬に短く刈り込んだ茎が残っています。

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むぉ!?

 

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おわかりでしょうか?

なんと3月24日現在、すでにアスパラが芽吹いています!

例年は4月過ぎから芽吹き確認だったのに、今年は暖かさの影響で早い。

 

しかも移植した場所からです、これは移植成功なのか? と、まだそれは確かではありませんが、引き続き注意して観察します。

 

( ゚д゚) ハゥアッ!!

 

ってことは、家で管理しているアスパラプランター達はどうなの!?

 

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無事、発芽してましたとさ。

 

おしまい。

アスパラのお引越し。

第一畑のアスパラ、お引越し作業中です。

 

3年前に植え付けを始め、今年からバシバシ収穫できる予定だったので、残念ですが仕方ありません。

 

3年モノの株は以下のような感じ。

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どーん。

すさまじい根っこです。

堀り起こしの大変さはいわずもがな。全てシャベルの手作業です。

余計な土を落としても重いのなんの、腰にサポーターを巻いて作業しました。

 

一応大株は掘り終わりましたので、あとは1年モノと2年モノをサクサク掘って、ここは大体終了。

同時にお引越し先の畑を耕し始めないといけません。

 

最近は意外と気温が高いのと、掘った株をそのまま保管するのも心配なので、早く植えつけたい。

 

ちなみに、ホームセンターなどでアスパラの株を買おうと思ったら高いです。このサイズの大株なら、さらに小分けにしたものを、1000円くらいで売っています。間違いなくケイズファームの財産であります。もちろん今年も新株確保のため、鬼のように種を蒔きます。

 

それではまた。

 

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ぬぅ~ん。

ケールまでも...!!

こちらが以前のケールのウネ。

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そして現在。

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鹿に食べられまくっています。

まぁ仕方ないですね、キャツらも必死です。

 

ただ、芯をかじられると復活できないので、できれば周りだけ食べてくれるとありがたいんだけど...。

 

ちなみにここは第2畑で、春にはほぼ全面アスパラにするつもりです。

アスパラの種、処理、ベトベト。

どうも。今日はアスパラの後処理について。

 

12月にもなるとアスパラの地上部は枯れ上がり、休眠します。

枯れた部分は刈り取り、畑から撤去し燃やして処理してしまうのが冬の勝ちパターン、そうしないと病気が越冬してしまうそうなので。

 

刈り取ったあと短く残った地上部もバーナーで炙って消毒してしまいます。まぁこういうことは調べれば出てくるので、割愛。

 

上記の作業の前に種を集めておきました、これがアスパラの実です。↓

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こういう見た目をしているんですよ、大抵の人は見たこと無いと思います。この実の中に黒い種が5~6粒ほど入っていて、これを1つ1つ手作業で取り出すのが残された大仕事。このように↓

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はっきり言って大変です。乾燥している実からはパラパラとすぐに種が取り出せるのですが、乾燥しきれていない実にあたると油分で手がベトベトになります、この手で次の実を取ろうとすると...ご想像通り、手に実がつきまくって作業が困難になるわけです。

 

実から種を取り出さないと全然発芽しないそうで、仕方なくこの作業をします。ただ全て取り出すとたぶん千粒くらいになるので、来年以降の新しい苗作りには困らないでしょう。ベトベトになりながら頑張るしかありません。

 

余談ですが、アスパラ栽培に使っている畑(ケイズファームの記念すべき畑第一号だったのですが)来年の春にお返ししないといけなくなりました。ようやくアスパラ3年目を迎える時に残念ですが、お引越しです。掘り起こしの作業を考えただけで体が震えます。

 

 

ターカーノーツーメェー。

わたし、唐辛子大好きです。

 好きですが、食べるとお腹が大変です。

 

去年はハバネロを育てたのですが、今年は育てなかったですね。代わりというわけではないですが、今年は去年に増して沢山のタカノツメを育てました。

 

良いモノは売ってしまうのですが、良くないモノが沢山あります、以下のように。 ↓

 

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こういうの、見るからに汚いですよね、味や風味は大して変わらないんですけどね。

そこで自家用に一味唐辛子にしてしまいます。

 

といってもヘタを取るくらいしか作業もなく、いたって単純、種もそのままいれちゃいます。そしてミルサーにかけると...

 

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こうなります。見るからに辛そう。

 

早速鍋物の薬味として使いましたが...からぁーい。

 

唐辛子の風味がしっかり生きており、華やかな香りがします。その後に、ビリッっと貫くような辛さが通り抜けて行きます。でも辛さはいつまでも残りません。

 

これだから唐辛子は止められません。オナカギュルッ