アスパラの種、処理、ベトベト。
どうも。今日はアスパラの後処理について。
12月にもなるとアスパラの地上部は枯れ上がり、休眠します。
枯れた部分は刈り取り、畑から撤去し燃やして処理してしまうのが冬の勝ちパターン、そうしないと病気が越冬してしまうそうなので。
刈り取ったあと短く残った地上部もバーナーで炙って消毒してしまいます。まぁこういうことは調べれば出てくるので、割愛。
上記の作業の前に種を集めておきました、これがアスパラの実です。↓
こういう見た目をしているんですよ、大抵の人は見たこと無いと思います。この実の中に黒い種が5~6粒ほど入っていて、これを1つ1つ手作業で取り出すのが残された大仕事。このように↓
はっきり言って大変です。乾燥している実からはパラパラとすぐに種が取り出せるのですが、乾燥しきれていない実にあたると油分で手がベトベトになります、この手で次の実を取ろうとすると...ご想像通り、手に実がつきまくって作業が困難になるわけです。
実から種を取り出さないと全然発芽しないそうで、仕方なくこの作業をします。ただ全て取り出すとたぶん千粒くらいになるので、来年以降の新しい苗作りには困らないでしょう。ベトベトになりながら頑張るしかありません。
余談ですが、アスパラ栽培に使っている畑(ケイズファームの記念すべき畑第一号だったのですが)来年の春にお返ししないといけなくなりました。ようやくアスパラ3年目を迎える時に残念ですが、お引越しです。掘り起こしの作業を考えただけで体が震えます。