ケイズファームの日記

京都市の里山暮らし

スクーターの修理をしていた。

スクーターの修理をしていた。

スクーターは今まで4台くらい直した経験がある。

が、修理するにしても売るにしても、小型機械と比べるとどうしても大がかりになってしまうので好ましくない。
なのに、安い!と買ってしまった。まぁせっかくなんで記録。
すぐに売るつもりなので、車種とか詳しく書かないことにしよう 笑

 

↓ 作業途中 外装は外しています。

まず、コレ竹ヤブから拾って来たの?というくらいボロくて絶句。
安いとは言え、ご提示の値段に見合わずこれはちょっと...というレベル。
はるばる引き取りに行った手前買いましたが

いつもだったら喜んで、外装外して~キャブ掃除して~、と進むのですが、
車体の前にしゃがみこんでため息をついて どうすっぺなぁ...と考えてしまった 笑

時間、労力、費用を使って整備するより、買った値段に千円でも乗せて売った方がマシだろう、と

(これは今だにそう思います)

 

まず困ったことにプラグから火が飛ばなかった。
結局は配線の劣化による断線だったが、これを特定するのが困難だった。
何せ火が飛ばないという現象からは、プラグの不備、イグニッションコイルの故障、CDIの故障、メインコイルの故障、キーシリンダーの故障、そしてどこかの断線
など色々と理由が考えられる。
そして部品の故障よりも断線を疑う優先度は低く、アレコレ交換した後でようやく断線に気づいた次第。


ただ、名の通ったスクーターは中古部品が出回っているのが救いで、部品一式まとめ売りなど安く手に入る。

配線(メインハーネス)を取り換えるということで外装はほぼ全外し、サビたフレームのブラシがけをすることになってしまった。
そして、前の持ち主が無茶していたようで、なめたネジだらけ、ガチガチに締め付けで開かない、プラの部品がちぎれている、とサンザンな状態。

ネジザウルスとショックドライバ、エキストラクターを購入してしまいました。
ショックドライバが今回のMVP工具です。

 

さて、ちゃんとエンジンの圧縮があり、プラグから火が飛んでくれたらこっちのもんで、無事に初爆を確認。
2スト車だったこともあり、エンジン周りで考えることが少なく、ここからはスイスイと作業出来ました。

キャブレター清掃OK 真鍮のネジの頭が潰れてて怒り
オイルポンプとホースの状態OK
ねじ類、サビ落としか新品に交換した
駆動ベルト ケースのボルトが開かずに苦戦、ここでショックドライバが活躍 交換OK
タイヤはやや空気漏れ どうせ交換しないと危ない
マフラー外して清掃と塗装OK
セル回転OK
ヤオイル交換OK
キーシリンダー交換OK
ワイヤー類OK
点灯系、ホーンOK

etc...

一応ナンバー付けられるとこまでいきました。

 

面白かったのはヘッドライト
エンジンがかかっても電圧が出なかった、何故?

知りませんでしたが、古いバイクのヘッドライトは交流電圧、テスターを直流モードで測っているので測定できないわけです。
エンジン始動時にライトが光っていれば何も迷わなかったわけですが、あいにく電球が欠品だったことと、配線がダメダメなのが判明していたので、機器側の配線を疑ったりかなりハマりました。おかげで勉強になったと言えばその通り。

このヘッドライトにはジェネレーター発電を整流せずそのまま引っ張って来ている(つまり交流)、ハロゲン球なら交流でも光るんですね。そして、交流なのに直流のように車体アースと接続するという不思議。
コイルの発電方式も色々と歴史があったようで、面倒で未だに理解しようとしていません。


そして純正の電球はお高いぜ、たかだか電球が3000円近くしてドン引き。手持ちのヘッドランプがあったが、取付けの形状が合わなかったこと、正規品の価格にビビって買わずにテスターでとりあえず電圧確認をしようとしたなど(直流だと思い込んでるから計測できない)謎の解明を遅らせた。

結局ヘッドライト周りに関しては最初からどこも問題なかったわけ、電球差しておしまいだった。

 

あとは2ストのオイルポンプを見るのはじめてだった。
そんくらいですかね。

せっかく走れるようになったのに、マフラーがやたらうるさい、
ブラシがけして焼いて塗装してガスケット交換までしたのに、改造か穴あきか...もーいや。

良い所はエンジンが快調なところでしょうか、セルでも一瞬で始動してくれます。
エンジン内部は入念に溶剤で汚れを溶かし、さらにワコーズのフューエルワンをちょい混ぜたガソリンを入れましたので、機械の中身としては問題なし。

 

しかし費用は、車体と自賠責、部品代で3万円を超えた。
いくらエンジン快調でもボロい外装とカウルの割れもあるし、まだ修理推奨箇所や欠品箇所もある。
この古い機体でこの価格ではやはり中々買い手が付かず、困ったもんです。

→ 後ほどどうにか買い手が見つかって良かったです

 

おわり