耕運機の準備 → やっぱり修理
思いがけず春を感じる暖かい一日でした。
もうすぐ耕運機をかけて畑の準備をしないといけません。
本番はまだ先として、いざという時に始動しない、なんてことがないように事前に動作確認をしておきます。
手持ちでは一番重いこちらの機体。
補完場所が風をしのぎ切れず、ブルーシートが幾度となく風でめくれていたので結構心配。
案の上、エンジンがかかりません。はぁ。
しかも新たな困難が!
エンジンをかける時に引っ張るロープ(リコイルスターターと言う機構)、これがボロボロになってました。
これはイヤな予感。
とりあえずキャブレターの掃除。まずエアクリーナーを外して。
作業するのに燃料コックが邪魔なので、外します。
ほい、コックを閉めておけば燃料は流れません。
アクセルの吹かしを制御するピンとバネを外して。
ほい、キャブレター取れたてピチピチ。
底のボルトを外したら...
ぐぉ! これは予想外。こんな汚れているとは!
以前、分解・清掃しているのではっきり言ってありえないこと。
でもこの時は原因に気づかなかったのです...。
とりあえずチャカチャカ掃除。
ささっと組み立てて、ついでだからとプラグも点検・掃除。
火花はビチビチ飛んでいましたから、全く問題なし。
で、いざ始動チェック! とロープを引いたら...
やっぱりちぎれたわけです、最悪。
ここを分解するのって禁断なんですよ。
中にゼンマイが入っていて、それを開放してしまうと戻すのがとても大変、絶対に避けなければなりません。
とりあえず昼休憩をかねて、コメリで適当な紐を買う。
紐だけ交換すればいいわけですから、無理にゼンマイ部まで分解しなければいいだけ!
で、ダメだったわけです。あーあ。
紐を外した時にゼンマイが開放されてしまい、紐が自動で戻らなくなり、なんとかしようと頑張ったら最悪の結果に。
リコイル部は持ち帰って、直すのはまた後です。
こんなもん、ただの便利機能ですから。
この機構があった部分に紐を巻きつけて手で引っ張ったら良いわけです。
絶対にどこかに結んだりして固定してはダメですよ! 引っ張ったらスルっとそのまま取れるようにしないと大事故になります。
で、ちゃんとエンジンはかかりました。
↑高速回転中。お椀みたいな部分に紐を巻きつけて引っ張ったのです。
で、しばらく様子を見ていると...また止まった!
おかしい、これは予想外過ぎます。
結局何が良くなかったかというと、最初に驚いたキャブレターの中身。
あれはタンクのサビが落ちてきていたのでした。
で、タンクのサビ落としをしなければいけなくなりました、これは結構オオゴトです。他にもやることはあったので、今日はここまで。
管理って大事ですね。
追記:
翌日すぐにタンクを洗浄、組み立てをしたところ快調に動いています。
リコイル部分もかなり苦戦しましたが解決。ゼンマイがヘタっているようで、また壊れそう。