今日もちょっと変わった修理だったので写真を撮りました。
↓ 今日の患者のエンジンポンプ
色々な部品がない。
↓ 特に大事な部品のキャブレターがありません
キャブレターはタンクにある燃料を吸い込んで、空気と燃料を適切に混ぜエンジン内部に噴霧するパーツ。この手の修理では最重要パーツと言えます。
汎用キャブレターをアマゾンで買いました、1500円くらい。めちゃくちゃ安くてビビリます。
↑ 草刈機やチェーンソーに使われるモデル。ポンプは普通はフロート式のキャブレターなんですが、取り付け穴に合う小さいフロートキャブが見つからなかった。
まぁこれでなんとかなるでしょう。
一応マウントできた。けどキャブレターのパーツが本体に当りますねぇ。
取り付け部付近がかなり狭い。あとで太めのガスケットを自作してスペースを確保する必要があります。
もう1つ問題、燃料コックのホース口径とキャブ側が全然合わない。
こんなニッチなカップリングはさすがに持っていないので口径の違うホースを組み合わせて接続します。
準備OK。これで何度か動作確認したのですが、イマイチ手応えなし。
そういやキャブの上下逆か? ホースの接続的に上の画像の様に取り付けていました。
内部は燃料で満たされるので重力とか関係なさそうだけど、経験的に違和感あり。
で上下逆に取り付け。
そしたらホースがこうなってしまう。コックとの高さが気になるんですよね。ちゃんと燃料が引き込まれるのか。
もうすこし切り詰めたり、角度を調整したらなんとかなるかな?
あるいはホースを長くして滑らかに吸い込まれるようにするとか。
(後日わかりましたが、キャブの向きは結局関係ありませんでした)
とにかく動作確認。
ポンプは必ず水を入れた状態で動作確認します。でないと水漏れの原因になるそう、これで引き起こした故障は直すの大変で私はやる気も起きません。
中々かかりませんでしたが、やがて「ブィーーン!!!」と動き始めました。
アクセルトリガーがないのでビビるくらい全開です、これはこれでいかん、ちゃんとホース付けて水源から吸い込ませないとすぐに故障しそう。
とりあえず動くことがわかりました。
あとはキャブレターのガスケット作り、アクセル機構作り、エアクリーナー作り、ホース部分をキチンとする、水吸い込み口も欠品なので自作しないと。
うーん結構面倒。適当に作って自分用にしてしまおうか。
現在、エンジンポンプ3台所持です。
おしまい