草刈機と格闘 その3 ~マフラー自作~
以前からやってみたかった草刈機のマフラー自作。
マフラーが破損していたこちらの機体。
あわれ、マフラーのパーツが紛失しています。
マフラーに使う素材はこちら。
色んなスーパーに行くたびに探して回った、なつかしのサクマ式ドロップ缶。
缶のフォルム、取り出し口など、洗練されたデザインです。
食べてみたところ、こりゃウマイ!!驚きのクオリティです。チョコ味って昔からありましたっけ?
まぁそれはともかく、採寸して加工します。
ドリル使わずトンカチと釘でやったのが失敗で、へこんでしまいました。
上の写真はナットで止めるための穴ですが、この間に本体の排気口とマフラーを繋ぐ穴を空けます。
問題は本体の排気口とマフラーをピッタリ合わせることですが、別途パーツを入れ込まないと密着しません。
何か良い案はあるかしら? ※記事下に追記しました。
まぁいいや、材料買ってないし、とりあえずつけるべ。
↑少し傾けないとうまくはまらず、穴が余計な大きさになってしまった。
まぁいいや、元からあった部品で抑えるべ。
ナットでぎゅっとして。
ついた。ムチャクチャやでホンマ。
まぁドロップ缶はまた買えばいいし(ドロップおいしいし)加工は次回は上手く出来るだろう。
さて、多少でも効果あればいいんだけど…
エンジン始動。
バリバリババ!バババババリッ!!!
うるせぇ。
一応、排気は缶を通ってアメを取り出す穴から勢いよく出て来ています。
本体との密着が悪いのと、缶が薄すぎてマフラーになってないかもね。
試しにアメちゃん取り出し穴を軍手で押さえてみた所、これはまぁまぁ効果あり。
ワイヤータワシ(?)を詰め込んでみたけど、これはイマイチ。もっとクッション的な素材が良いのかな。
とりあえず今日の所は耐火塗料塗りこんで、放置。
ちなみにこの草刈機、所有している中で一番凝った造りをしています。
このキャブ回り、珍しくないですか? プライマリポンプ無しで動作するんですよ。
おしまい
追記:
本体の排気口とマフラー缶を密着させるために、耐熱性のあるスポンジの様な素材でガスケット(パッキン的なモノ)を作ることを思いつく。
調べた所、グラスウールという素材が適切な模様、余りはマフラーの中に詰めれば消音材としても使える。
早速近所のホームセンターに行きましたが、見つからず。もっと大きな所じゃないとダメかな?街まで出るの面倒ということで、アルミホイルを加工してテストしてみることに、要は耐火性があって排気通路になれば何でもいいや。
アルミホイルを折ったりねじったりしたモノで本体と缶の隙間をしっかり密着、缶の中にもアルミホイルや金タワシを入るだけ入れる。
エンジンをかけた所…
効果あり!
とりあえずは「うるさめの草刈機」程度の音になったと思います。
あとは街に出た時にグラスウールを買って、加工すれば結果は似たようなものでしょう。
↓ もうちょっとマシなマフラー自作をした話
台風だから引きこもり。
また台風です。
しかも強烈らしく、とりあえず前回の台風同様、飛びそうなものは片付けて、大きなものも壁に寄せたりして準備をした。
で、もう畑に行くわけにもいかず、あとは内職をするわけ。
ケイズファーム的にやらなければいけないリストはざっと以下。
・納屋のトタン屋根塗り
・納屋の補強と修理(前回の台風で破損)
・草刈機3台目の修理とマフラー作り
・ピザ釜作り
・ウッドデッキ作り
・火災報知機設置
・ゲストハウス、宿泊の手引き的な書類作り
・申請書類印刷と記入
・ふすまと畳交換
まぁこれくらいはあるわけですが、大抵すぐには進めない、なぜならお金がないから。
あとは時間と天候の問題だったり、技術的な問題だったり…まぁ出来ることから少しずつ、です。
で、台風直前のこのタイミング、着手したのは…
「草刈機のメンテナンス」でした 笑
最近、異常に執着を見せている機械いじり。
所持している3台の草刈機、2台はわりと簡単に分解が出来る。
もう一台はずいぶん仕組みが違って、イマイチ理解が追いつかない。とにかくマフラーが破損しているので、これを自作予定。
しばらく放置したので案の定、エンジンもかからない、今日はとりあえずキャブ掃除して動作確認まで。じゃないとマフラー作っても意味ないもんね。
掃除の結果、とりあえずエンジンが動くことは確認できました。マフラーないからバリバリビチビチとうるさいです。
とりあえずマフラー自作のモチベーションが出ました。
燃料を抜いてからまたエンジンをかけて内部の燃料がなくなるまで放置、これでたぶん次は簡単にエンジンがかかるはず。
マフラーに使う材料として、サクマドロップを買いましたよ。
↑これ。サイズがちょうど良い。スーパーで見つかるまで結構探しました。
次の作業。PS2の分解、清掃。
別にもうゲームしたりしないんですけどね。
5年前くらいに、PS2のファンの挙動がおかしくなって、異常発熱して電源が落ちたのを最後に放置してたんですよね、PS3とソフトの互換性がないので、いつか往年の名作がプレイしてみたくなるかも知れません、直るものなら直しておきたい。
とりあえず動画でバラし方を確認。その通りにドライバーで外箱を外し、内部を確認。
パカっと外れて、まぁどってことない作業です。
※自分で分解すると正規サービス受けられません、って保障期間終了してるからどうでもいいけど。
プレイヤー部分のレンズなどをキレイに拭いて、ホコリ溜まってる所は掃除して…外側にはホコリがこびりついてましたが中は意外とキレイでした。
ファンの部分はネジが1つあるだけ、それを外し、上に引っ張るとズルズルと…あー、下にコードが繋がっててダメだ。周りの部品が邪魔して下のコードには触れません。
まぁ別に全部外さなくてもファンの掃除は出来ます。ホコリをガードしてるメッシュはもうダメ、撤去。ファンにこびりついた汚れをドライバーや綿棒で掃除。
で、適当に全体を掃除して終了。元に戻して動作確認。
ここで問題、テレビと繋ぐケーブルがねぇ、コントローラーもねぇ。引越しでどっかやったかなぁ。そういやHDMIじゃなかったんかー、どんなケーブルだっけ?
ヤサガシしてケーブル発見、まさかこれじゃねぇよなぁ?って思ったのがそれでした。
コントローラーは見つからなくて困りました。なんかテレビリモコンみたいなのが見つかって、それでも操作できるだろう、と思いきやこれもレシーバーがないと動作しないようでダメ。
とりあえずPS2は動いた、DVDを入れてみた所、ちゃんと認識した。ファンは大きな音を出して回っていて、なんか動きも不安定、パーツクリーナー吹いときゃ良かったな、シリコンスプレーとか吹いても大丈夫かな?
コントローラー1000円くらいなので、買います。せっかく直したんだし。
おしまい
タコス出店のお知らせ。
久しぶりにタコス屋として出店します。
こちらのイベントです。↓
ツクル森 - ツクル森2018 京都市京北町〝あうるの森の原っぱ〟
京北のクリエイター仲間達が勢ぞろいと言った所でしょうか。
ケイズファームよりも田舎暮らしの先輩方が楽器演奏や出店をしています。
去年までは京北クラフトの名称で開催されていましたが、今年からリニューアル。
ここまで来るのにはもの凄い調整や努力が必要だったと思います、実現された実行委員の皆様には頭が上がりません。
ケイズファームは23日と24日の両日出店予定。
自家製ハーブと野菜を使ったタコスと加工品ハーブソルトの販売、それからゲストハウス予定の古民家の宣伝をする予定。
明日は一日準備です。
それでは当日よろしくお願いします。
草刈機と格闘 その2
以前、3台所持している草刈機のうち2台を直した、というお話を書きました。
直してから別に使うこともなく仕舞っておいたのですが、夏はどんどん草が伸びるのでいよいよ稼動させることに。
ねんのため畑には2台とも持っていき、いざ開始しようとしたら...
動かないわけです、一台。全然エンジンがかからん。
でも、もう一台の方は快調そのもので、草刈り自体は無事終了。
この2台を修理した時、
1台は大して苦労せずに動作確認が出来、1台は苦労しまくって動作確認が出来たもの。
簡単に直せた方がダメになって、苦労して直した方が快調とは...
わからないもんです。
草刈が終わってから、また懲りずに修理にかかります。
動かないのはこちらの機体。
さて、以前書いた通り、簡単な作業から面倒な作業へと順に確認していきます。
排気口よし、プラグよし、ポンプよし...ん?
あ、ポンプ作動してねぇ。↓これは交換後の写真ですが、丸型のボタンのようなやつ。
はて、面妖な。
普通はこれを数回押すと、燃料タンクから燃料を吸い上げ、このポンプの中に燃料が溜まるのですが(写真では溜まった状態)いくら押しても上がってきません。
畑に持って行った時はポンプに燃料が溜まっていたのですが、どうやら以前テストした時のが残っていただけで、吸い上げていなかった様子。
キャブレターのどっかが詰まったとか、パーツがキチンと密着してなくて空気が漏れてるのか?
ということはまたキャブ清掃ですかぁ? めんどくさいなぁ。
で、バラしてまた清掃したわけです、もう慣れたものです。
組み直してポンプ押してみるわけですが...ダメ。
まさかと思い、燃料ホースを確認。これ↓
黄色の方が結構汚くて、中が詰まり気味でした。
もしかしてこれのせいかなぁ、でもこれ余分に吸い過ぎた燃料を戻すだけの役割だったような...
とりあえず針金やパーツクリーナーで掃除。
でも結局ダメなわけ。
このホースのもう一方、吸い上げる方は見た感じ破損してるわけでもないけど...かなり汚れてるし、もしかしてこっち?
実はラッキーなことに、以前の修理の際にこのパーツを2つ買っておいたのです、1つは別の機体に取り付け、残り1つ。交換は簡単なので、試してみることに。
そうしましたら...ポンプ、吸い上げました!
結局ここがダメだったようです。
黒いホースの先に付いているろ過の部分が詰まってるのかな?
んで、エンジンかけてみると無事始動。はい、お疲れさま。
しかし...
消耗品がダメになるのは仕方ないにしても、壊れやす過ぎひん?自分ら。
あっち直したらこっちダメ、次はキャブの中身のパーツが壊れるんちゃう?
なんか電動の方が良い気がして来ました。
あ、ちなみにあと一台はマフラーを破損してしまい、放置中。
マフラーを自作する気でいるんですが、ちょうど良い缶を探していましたら...
缶に入ったドロップあるじゃないですか? なつかしのお菓子。
あの缶がサイズ的にちょうど良さそうなんですが、ドロップ売ってないんですよね。
見つかったら、それをマフラーに加工してみます。中味はスタッフがうんぬん。
以上。
内職。
「毎日暑いですねぇ」なんてもんじゃなく異常事態です。
日中の農作業はご法度なので、最近は11時~18時くらいまでは外に出ることは控えています。
こういう時期は家にいても出来る作業をしましょう。
その1、自家製味噌の様子見。
そう言えば冬に仕込んだ味噌がだいぶ発酵してきたっぽいので、様子を見る。
あまりキレイではありませんが写真 ↓
家には味噌樽もあるのですが、あえてジップロック。
将来、味噌作りワークショップを開催したとして、参加者が各自持って帰りやすいようにジップロックなどで発酵させる方法を試したのです。
この味噌、今でちょうど半年を越えたくらい。少し味見してみた所、十分に風味が出ています。暑いからすでに夏越しをしたくらいの状態になっているんですかね?
もう少しだけ放置し、小分けして冷蔵庫に入れて発酵止めします。
このジップロック式はカビ対策がしやすい。
タルで作ると上の方が空気に触れてカビが生えて心配になるのですが、ジップロックだと置き方を変えるだけで空気に触れる面が変わりますよね。
2週間に一度程度、置き方を変えたところ(ただひっくり返すだけ)、一度もカビを見ませんでした。
ジップロックでは田舎的な風情はありませんが、味的にも特に気になるところはありません。
モロキューにするとおいしいです。
その2、自家製アンチョビの様子見。
近くのスーパーでよくイワシを安売りしているので、ぬか漬けにしたり、イワシフライにするのですが、こないだ思い立ってアンチョビ作りに着手。
イワシを手開きし、塩を振り、重しをして冷蔵庫で保管。約一ヶ月です。
くったりしてますね。今回は頭と内臓を取ってしまったのですが、次回は丸ごとにしてみます。発酵の具合は、たぶんまぁまぁと言ったところ、ずっと冷蔵庫でしたから遅いみたいです。
塩を流し、水気を切って、熱湯消毒した瓶に詰め、お好みのハーブを入れ、オリーブオイルで浸します。
普通、塩を流す時に頭、骨、内臓、尻尾などは取って、フィレにしてからオイルに漬けるんですけどね、ズボラアンチョビです。冷暗所で更に一週間ほど寝かします、うまくできるかしら?
ちなみにこの手の液体漬けにする時は、瓶の口までなみなみに注ぎ、ラップをゆるく覆って液体と密着させ、中味が絶対液体から顔を出さないようにします、空気に触れた所は簡単にカビます。
オシャレなハーブオイルなどは、瓶の中にハーブ入れてますけどね、使ってる途中でハーブが顔出すじゃないですか、カビるので注意してください。←なのでケイズファームのハーブオイルには、製品の瓶には直接ハーブを入れていません。
今回の内職はこれだけ。アンチョビの食レポは後日。
続・ブラックベリー
ブラックベリー、いよいよ収穫時期に入りました。
早速プラパックに詰めて、道の駅で販売を開始したのですが...
やはり扱いが難しい。店内にはエアコンが入っているとはいえ、この暑さでは密閉されたパックの中でベリーが刻々と痛みます、水分を多く含んでいるのでそのまま放置した場合、最悪カビが生えます。
また、店内では無事だったとしても、購入された後、家に持ち帰る中でダメになる可能性もある。
対策としては、
1、店内の冷蔵庫を使わせてもらう。
2、パックを大きいものに変え、何個かは痛むのを見通して多めに入れて販売する。
3、冷凍か加工品にして販売する。
この辺りでしょうか。
引き続き、研究します。
草刈機と格闘。
台風が来ているということで、真夏日から少し開放されました。
特別雨が降ったわけでもないので普通に暑いんですけどね、日差しがないだけマシです。
しばらくすると雨が降ることはわかっているので、今日は水まきの心配がないわけ。見回りして、よく成っている野菜を収穫して、納品しておしまい。
そこで、以前から先延ばしにしていた草刈機の修理に着手しました。
なぜか写真は一枚も撮っていないので臨場感は皆無。
以下、内容を記します。
ケイズファームには現在3台の草刈機があります、ヤフオクで買ったり、貰い物だったり。
3台あっても現状、全部動かない状態です。
で、修理したいけどやり方もよくわかんないし、工具も大してないし、ということで先延ばし。
農業者たるや、草刈機の修理くらいはできてなんぼのもん。
YouTubeで修理動画を見まくって準備はOK。
近隣のコメリで買えるものは買います。
・パーツクリーナー: 部品の掃除に
・キャブクリーナー: 同上、主にキャブレター用。こちらのが汚れを溶かす力が高い
・オイルスプレー: 錆びて固いネジにかけておきます
・専用のグリス: 内部のギヤのメンテナンスに
・混合ガソリン: 燃料
・ラチェットセット: ブレードを外すのに必要だったり
・プライマリポンプなどのパーツ: 消耗品
こんなもんです、あとはドライバーセットがあれば出来る。全部で6000円くらいですかね。
他の機械の修理にも使い回せるので、別に高いと思わない。
ということで私が思う「草刈機の調子が悪い時にすべきこと」を出来るだけ楽な順から書きます。
古い燃料は捨てて新しい燃料でトライする: まずはここから。
排気口の掃除: ドライバー等でマフラーの排気口を通す、もし詰まっているとそれだけで動かないかも知れないので。
エアクリーナーの交換: スポンジみたいなパーツ、経年によってボロボロになります。これがなくてもエンジンの始動には関係ありませんが、実際に使う時はちゃんと付けないとエンジンにゴミが入り込むかも知れない。パーツ自体もホームセンターで売ってますし、その辺のスポンジ切って使っても良い。
ネジ調整: エンジンがかかるのにしばらくすると止まるとか、吹け上がらないなどは、とりあえずネジ調整をしてみます、そもそもエンジンがかからないならこの項目はスキップ。
個体によってネジの位置が違うので戸惑いますが、キャブレターには燃料の濃さを調整するネジがあります(出来ないキャブレターもあります)、スロー調整とかエアスクリューといわれるものです。燃料が濃すぎても薄すぎてもエンジンには良くないそう。
多くのキャブレターでは、ネジ全閉の状態から1回転半戻した位置が規定になっていますので、そこから調整をするとまずまず安全。
とりあえずはアクセル全開であろうとエンジンが動く状態にして、このネジを調整し、低速~高速に変えてもエンジンが動いてくれる位置を探る。
高速が回りすぎるのも良くありません、エンジン焼き付くのはイヤなので安全そうな回転音で収めます。
上の作業で大まかな調整をしたら、アイドリング調整のネジというのもあるので、最低速にしてアイドリングネジを調整、ブレードがギリギリ回らないくらいの位置を探しだし、またスロー調整、さらにアイドリング調整...これを繰り返して、最適な位置を合わせます。
プラグ交換: プラグを外して、プラグキャップをまた付けて、先端をどこか鉄の部分にくっつけてリコイルスターター(エンジンかける時に引くヒモ)を引く、火花飛んでるか確認、飛んでないならとりあえずは交換。スイッチオンしないと火花飛ばないのでお忘れなく。
プラグを外したら、せっかくなのでパーツクリーナーにビチャっとつけて置くか、拭くかして汚れを取っておきましょう。先端が白くなっていたらそろそろ交換です。
プラグはホールセンターに売ってるので、これで直るなら楽勝。
プラグが新品なのに火花が飛ばないのはイグニッションコイルかスイッチ不良。スイッチ配線の断線ならすぐに直りますが、イグニッションコイル交換は割りに合わない修理になります、部品が見つからないか、あっても高いので。中国製の汎用品でも使う気合がないと修理すらチュウチョします。
タンク周り: 忘れてましたが、タンクも重要。
タンクから燃料を吸い上げるホースがもろくて(ゴム製なので)、穴があいたり、ちぎれたりする。
燃料タンクに沈めるフィルターの部分が詰まってもダメ。
何気にキャップも小さい穴があって圧力の調整をしているそうなので、詰まっていないか確認が必要。パーツクリーナーでも吹いて通しておきましょう。
マフラーの掃除: マフラー不良なんて普通ありませんから穴さえ通せばスキップしても良いです。
機体によってはドライバーでネジをたくさん外す必要があります。
草刈機のマフラーは大抵金属の箱で、分解していけば中も見れます、汚れが酷かったらドライバーなどで削り落とす。
はっきり言ってマフラーの汚れを削り落とすのは大変、というかベッタリしてて落ちないので、バーナーとか焚き火でマフラーを焼いてカーボンを燃やす方法が推奨されています。
私はこれでマフラーを1つ溶かしました。
↑これは実話でバカ話ですが、実際この手のマフラーは焼いて掃除するようです。
キャブ回り: 上記でもダメなら、いよいよキャブレターです。
僕は一台潰すつもりで分解しまくって大体中身が把握できましたが、長年分解されてないキャブレターは部品がひっついていて簡単には外れないので、注意が必要です。
キャブについているプライマリポンプの交換 ← 燃料を吸い上げるために押すポンプです。プラスチック製なので、日光にさらされたり、経年で割れるので交換しましょう。ホームセンターで売っているので楽勝。
それでもダメならもっとキャブを分解です。簡単に開かないようなら木づちでトントンして、パカッと開けましょう。
金属の間に挟まっているプラスチックやゴムのパーツは経年で劣化するので、やはり交換ですが、これらはホームセンターに売っていないことが多いので、お取り寄せかネット注文になります。必ずキャブレターの型番で確認するべきです。
キャブレターにあるたくさんの穴も徹底的にキャブクリーナーで洗浄しましょう、そのあとパーツクリーナーで洗い流します。これら強い溶剤が飛び散るので、ゴーグルを着用すること。
出来れば固めのブラシの毛を一本用意して、詰まってそうな穴は通しておくのが良いです。汚れが酷いと、灯油に一晩浸す。
洗浄が終わればまた組み上げます。
以上。
修理の戦績は、3台中2台成功。
一台はマフラー溶かしたので再起不能レベル、マフラーも自作しようかな。
思ったのは、草刈機の修理というとすぐ分解に手を出してしまいそうですが、それ以前の注意点がたくさんあるのでそっちを先に試すべき、ということ。
特にキャブ洗浄は交換パーツが手元にないのに分解するのは注意が必要。ゴムパーツを破いてしまったら、パーツが手元に届くまで作業中断です。
で、誰が読むのかこのエントリー。
おしまい
追記:
結構前に書いた記事なので、適宜間違いなどを修正してあります。