ケイズファームの日記

京都市の里山暮らし

内職。

「毎日暑いですねぇ」なんてもんじゃなく異常事態です。

日中の農作業はご法度なので、最近は11時~18時くらいまでは外に出ることは控えています。

 

こういう時期は家にいても出来る作業をしましょう。

 

その1、自家製味噌の様子見。

そう言えば冬に仕込んだ味噌がだいぶ発酵してきたっぽいので、様子を見る。

あまりキレイではありませんが写真 ↓

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家には味噌樽もあるのですが、あえてジップロック

将来、味噌作りワークショップを開催したとして、参加者が各自持って帰りやすいようにジップロックなどで発酵させる方法を試したのです。

 

この味噌、今でちょうど半年を越えたくらい。少し味見してみた所、十分に風味が出ています。暑いからすでに夏越しをしたくらいの状態になっているんですかね?

 

もう少しだけ放置し、小分けして冷蔵庫に入れて発酵止めします。

 

このジップロック式はカビ対策がしやすい。

タルで作ると上の方が空気に触れてカビが生えて心配になるのですが、ジップロックだと置き方を変えるだけで空気に触れる面が変わりますよね。

 

2週間に一度程度、置き方を変えたところ(ただひっくり返すだけ)、一度もカビを見ませんでした。

 

ジップロックでは田舎的な風情はありませんが、味的にも特に気になるところはありません。

モロキューにするとおいしいです。

 

 

その2、自家製アンチョビの様子見。

近くのスーパーでよくイワシを安売りしているので、ぬか漬けにしたり、イワシフライにするのですが、こないだ思い立ってアンチョビ作りに着手。

 

イワシを手開きし、塩を振り、重しをして冷蔵庫で保管。約一ヶ月です。

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くったりしてますね。今回は頭と内臓を取ってしまったのですが、次回は丸ごとにしてみます。発酵の具合は、たぶんまぁまぁと言ったところ、ずっと冷蔵庫でしたから遅いみたいです。

 

塩を流し、水気を切って、熱湯消毒した瓶に詰め、お好みのハーブを入れ、オリーブオイルで浸します。

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普通、塩を流す時に頭、骨、内臓、尻尾などは取って、フィレにしてからオイルに漬けるんですけどね、ズボラアンチョビです。冷暗所で更に一週間ほど寝かします、うまくできるかしら?

 

ちなみにこの手の液体漬けにする時は、瓶の口までなみなみに注ぎ、ラップをゆるく覆って液体と密着させ、中味が絶対液体から顔を出さないようにします、空気に触れた所は簡単にカビます。

 

オシャレなハーブオイルなどは、瓶の中にハーブ入れてますけどね、使ってる途中でハーブが顔出すじゃないですか、カビるので注意してください。←なのでケイズファームのハーブオイルには、製品の瓶には直接ハーブを入れていません。

 

 

今回の内職はこれだけ。アンチョビの食レポは後日。

続・ブラックベリー

ブラックベリー、いよいよ収穫時期に入りました。

 

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早速プラパックに詰めて、道の駅で販売を開始したのですが...

 

やはり扱いが難しい。店内にはエアコンが入っているとはいえ、この暑さでは密閉されたパックの中でベリーが刻々と痛みます、水分を多く含んでいるのでそのまま放置した場合、最悪カビが生えます。

 

また、店内では無事だったとしても、購入された後、家に持ち帰る中でダメになる可能性もある。

 

対策としては、

1、店内の冷蔵庫を使わせてもらう。

2、パックを大きいものに変え、何個かは痛むのを見通して多めに入れて販売する。

3、冷凍か加工品にして販売する。

 

この辺りでしょうか。

 

引き続き、研究します。

草刈機と格闘。

台風が来ているということで、真夏日から少し開放されました。

特別雨が降ったわけでもないので普通に暑いんですけどね、日差しがないだけマシです。

しばらくすると雨が降ることはわかっているので、今日は水まきの心配がないわけ。見回りして、よく成っている野菜を収穫して、納品しておしまい。

 

そこで、以前から先延ばしにしていた草刈機の修理に着手しました。

 

なぜか写真は一枚も撮っていないので臨場感は皆無。

以下、内容を記します。

 

ケイズファームには現在3台の草刈機があります、ヤフオクで買ったり、貰い物だったり。

3台あっても現状、全部動かない状態です。

で、修理したいけどやり方もよくわかんないし、工具も大してないし、ということで先延ばし。

 

農業者たるや、草刈機の修理くらいはできてなんぼのもん。

YouTubeで修理動画を見まくって準備はOK。

 

近隣のコメリで買えるものは買います。

・パーツクリーナー: 部品の掃除に

・キャブクリーナー: 同上、主にキャブレター用。こちらのが汚れを溶かす力が高い

・オイルスプレー: 錆びて固いネジにかけておきます

・専用のグリス: 内部のギヤのメンテナンスに

・混合ガソリン: 燃料

・ラチェットセット: ブレードを外すのに必要だったり

・プライマリポンプなどのパーツ: 消耗品

 

こんなもんです、あとはドライバーセットがあれば出来る。全部で6000円くらいですかね。

他の機械の修理にも使い回せるので、別に高いと思わない。

 

ということで私が思う「草刈機の調子が悪い時にすべきこと」を出来るだけ楽な順から書きます。

 

古い燃料は捨てて新しい燃料でトライする: まずはここから。

 

排気口の掃除: ドライバー等でマフラーの排気口を通す、もし詰まっているとそれだけで動かないかも知れないので。

 

エアクリーナーの交換: スポンジみたいなパーツ、経年によってボロボロになります。これがなくてもエンジンの始動には関係ありませんが、実際に使う時はちゃんと付けないとエンジンにゴミが入り込むかも知れない。パーツ自体もホームセンターで売ってますし、その辺のスポンジ切って使っても良い。

 

ネジ調整: エンジンがかかるのにしばらくすると止まるとか、吹け上がらないなどは、とりあえずネジ調整をしてみます、そもそもエンジンがかからないならこの項目はスキップ。

 

個体によってネジの位置が違うので戸惑いますが、キャブレターには燃料の濃さを調整するネジがあります(出来ないキャブレターもあります)、スロー調整とかエアスクリューといわれるものです。燃料が濃すぎても薄すぎてもエンジンには良くないそう。

 

多くのキャブレターでは、ネジ全閉の状態から1回転半戻した位置が規定になっていますので、そこから調整をするとまずまず安全。

とりあえずはアクセル全開であろうとエンジンが動く状態にして、このネジを調整し、低速~高速に変えてもエンジンが動いてくれる位置を探る。

 

高速が回りすぎるのも良くありません、エンジン焼き付くのはイヤなので安全そうな回転音で収めます。

 

上の作業で大まかな調整をしたら、アイドリング調整のネジというのもあるので、最低速にしてアイドリングネジを調整、ブレードがギリギリ回らないくらいの位置を探しだし、またスロー調整、さらにアイドリング調整...これを繰り返して、最適な位置を合わせます。

 

プラグ交換: プラグを外して、プラグキャップをまた付けて、先端をどこか鉄の部分にくっつけてリコイルスターター(エンジンかける時に引くヒモ)を引く、火花飛んでるか確認、飛んでないならとりあえずは交換。スイッチオンしないと火花飛ばないのでお忘れなく。

 

プラグを外したら、せっかくなのでパーツクリーナーにビチャっとつけて置くか、拭くかして汚れを取っておきましょう。先端が白くなっていたらそろそろ交換です。

 

プラグはホールセンターに売ってるので、これで直るなら楽勝。

プラグが新品なのに火花が飛ばないのはイグニッションコイルかスイッチ不良。スイッチ配線の断線ならすぐに直りますが、イグニッションコイル交換は割りに合わない修理になります、部品が見つからないか、あっても高いので。中国製の汎用品でも使う気合がないと修理すらチュウチョします。

 

タンク周り: 忘れてましたが、タンクも重要。

タンクから燃料を吸い上げるホースがもろくて(ゴム製なので)、穴があいたり、ちぎれたりする。

燃料タンクに沈めるフィルターの部分が詰まってもダメ。

 

何気にキャップも小さい穴があって圧力の調整をしているそうなので、詰まっていないか確認が必要。パーツクリーナーでも吹いて通しておきましょう。

 

マフラーの掃除: マフラー不良なんて普通ありませんから穴さえ通せばスキップしても良いです。

機体によってはドライバーでネジをたくさん外す必要があります。

草刈機のマフラーは大抵金属の箱で、分解していけば中も見れます、汚れが酷かったらドライバーなどで削り落とす。

 

はっきり言ってマフラーの汚れを削り落とすのは大変、というかベッタリしてて落ちないので、バーナーとか焚き火でマフラーを焼いてカーボンを燃やす方法が推奨されています。

 

私はこれでマフラーを1つ溶かしました。

↑これは実話でバカ話ですが、実際この手のマフラーは焼いて掃除するようです。

 

キャブ回り: 上記でもダメなら、いよいよキャブレターです。

僕は一台潰すつもりで分解しまくって大体中身が把握できましたが、長年分解されてないキャブレターは部品がひっついていて簡単には外れないので、注意が必要です。

 

キャブについているプライマリポンプの交換 ← 燃料を吸い上げるために押すポンプです。プラスチック製なので、日光にさらされたり、経年で割れるので交換しましょう。ホームセンターで売っているので楽勝。

 

それでもダメならもっとキャブを分解です。簡単に開かないようなら木づちでトントンして、パカッと開けましょう。

 

金属の間に挟まっているプラスチックやゴムのパーツは経年で劣化するので、やはり交換ですが、これらはホームセンターに売っていないことが多いので、お取り寄せかネット注文になります。必ずキャブレターの型番で確認するべきです。

 

キャブレターにあるたくさんの穴も徹底的にキャブクリーナーで洗浄しましょう、そのあとパーツクリーナーで洗い流します。これら強い溶剤が飛び散るので、ゴーグルを着用すること。

 

出来れば固めのブラシの毛を一本用意して、詰まってそうな穴は通しておくのが良いです。汚れが酷いと、灯油に一晩浸す。

 

洗浄が終わればまた組み上げます。 

 

以上。

 

修理の戦績は、3台中2台成功。

一台はマフラー溶かしたので再起不能レベル、マフラーも自作しようかな。

 

思ったのは、草刈機の修理というとすぐ分解に手を出してしまいそうですが、それ以前の注意点がたくさんあるのでそっちを先に試すべき、ということ。

 

特にキャブ洗浄は交換パーツが手元にないのに分解するのは注意が必要。ゴムパーツを破いてしまったら、パーツが手元に届くまで作業中断です。

 

で、誰が読むのかこのエントリー。

 

おしまい

 

追記:

結構前に書いた記事なので、適宜間違いなどを修正してあります。

イベントを終えて

灼熱の中、22日のイベントに参加してくださった皆様に心から感謝申し上げます。

新たな人との出会い、演奏、お料理は楽しんで頂けたでしょうか。

 

参加して下さった方は、再会を楽しみにしております。

今回出席できなかった方は、次回のご参加をお待ちしております。

 

ほぼ丸一日動き回って、一瞬で一日が終わりました。でも、みんなと交わした話の内容はよく覚えています。ゴチャゴチャとした日常から離れた、夢のような一日でした。

 

とはいえ、大いに反省する点もありつつ、今後の方針を決めて行きたいと思います。

 

今後ともケイズファームをよろしくお願いします。 

 

ケイズファーム カズ

ブラックベリーの様子。

今年の目玉商品、ブラックベリーの様子です。

 

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わさわさと

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↑黒くなり始めているものもあります。

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以前も書きましたが、ブラックベリーは商品として扱いが難しいことに気づきました。

 

実が熟すタイミングが結構シビアで、黒くなったら早く採らないといけない。熟した実は柔らかく、プラパックに入れた場合、この暑さではすぐに痛んでしまうのではないか、そうでなくとも果汁が染み出すのが心配。

 

予想では実が熟すのはあと一週間後くらいから...

 

次の週末っていうと...イベントの日やんけ!!

出荷どうしよう。

 

以上

7月22日はイベントの日。

7月22日は「京北、野菜を考える会」恒例のイベントの日、

ケイズファーム所有の古民家で食べ放題&音楽ライブです。

参加費:大人2000円。飲食可能な子供500円。ドリンク持込可

11時開始~18時終了

 

食べ放題メニュー(案)

前菜各種:ハーブを使ったディップ フムス レバーパテ 等

季節のサラダ ~全てケイズファームの無農薬野菜より~

タコス &ナチョス

ハーブチキン&夏野菜の炭火焼き

インドカリー(キムンカリー提供)

季節のぬか漬け

バニラアイスのチョコミントソースがけ

その他、気まぐれメニューを提供します。

 

音楽

cappa sight

kokoro star Kota

他、飛び入り演奏可能

 

ドリンク販売あり

ウクレレ演奏手引きのワークショップあり

川遊びあり

 

場所

 

沢山のご参加お待ちしております。

 

※大変な暑さが予想されます、帽子やタオルなどの暑さ対策をお願いします。

 

ご質問・ご連絡は keisfarm92@gmail.com まで

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お芋ほりほり2018

( -ω-)  「むー、梅雨だなぁ...」

 

( -ω-)  「でも今日は晴れてる...」

 

( -ω-)  「なんかやることあったっけ?...梅雨の晴れ間...」

 

( -ω-)  「梅雨の晴れ間...!!」

 

 ( ゚ω゚) カッ!!

 

( ゚Д゚)「お芋ほりほり!!!」 

 

今年もやって参りました。恐怖のイベント「お芋ほりほり」。

じゃがいも達はこんな様子↓

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いい感じで枯れあがっています。

土もまずまず乾いているし、かなり晴れてる、暑い!

 

掘ります。

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 掘ります。

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掘ったものは適当に畑に放置して乾かします。

ある程度乾いたら 集めます。

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とりあえず今日はこれだけ、まだこの4倍くらいあります。

シャベルで手作業、しかも暑い時を選んで掘らないといけない、採りすぎるとカゴがめちゃんこ重い。

 

だから恐怖です。